【初版本】　博物館学 フランスの文化と戦略

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商品介绍

「博物館学 フランスの文化と戦略」
西野嘉章
東京大学出版会　1995　初版

日本は事実上の博物館大国でありながら，将来を展望した有効な施策がうちだせないでいる．本書は新しい博物館学の道を探るために，フランスのこの十数年間のさまざまな動きをとらえ，その意味を考えながら，「博物館」を論じ，創造的に展開させる．

展示公開の旧態から歴史の現在性へ。街になった博物館、大ルーヴル改造計画。文人政治家アンドレ・マルロー、鋭敏な美術史家アンドレ・シャステルそして文化大臣ジャック・ラングの手になる文化事業推進のドキュメント。

目次
はじめに
第１章　学芸制度改革
 博物館制度
 文化財保存監督官制度
 国立文化財学院
 博物館監査機構
第２章　継続的事業
 総目録
 歴史建造物
 「シャステル報告書」
 国立美術史研究所
第３章　大ルーヴル建設
 改造前史
 計画立案と改修工事
 展示工学
 「ピラヴィル」の誕生
おわりに
補遺
 文化財保存監督官競争試験
 文化財保護と税制
 ジョルジュ・ポンピドゥー芸術文化センター
 新ルーヴルの概要
 フランス博物館学の精華ー「ニコラ・プッサン」展
フランス博物館局の傘下にある国立博物館連合（全二十四館）のリスト
参考文献一覧
初出一覧
あとがき
索引

フランスが国をあげて文化財を整理保存してきた歴史。博物館運営は「分散化」、総目録の集積や研究は「集中化」という一見相反する方向性を並行して使い分ける。税制での優遇措置の効力も大きい。文化財の保護は、国を巻き込むことは必須。（レビューより）

カバーに少しスレが見られますが中はとてもきれいです。

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