川勝平太：経済史入門 日経文庫 215p

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商品介绍

定価860円。2006年購入。蛍光ペンマーキングあり。以下私見。シュンペータの理解を通して江戸期，各藩の統治に資本（所有）と経営の分離を見出している。「企業者精神」という表現を著者はウェーバとシュンペータの折衷概念として嫌う。

高校時代，マル経の教師と岩波文化から押し付けられた経済史観と近経とも異なる格物論を著者は唱えている。海洋アジアの視点は斬新だが，「中国の台頭」と「日本のバブル崩壊後の停滞」は 2002 年の著作ながら予見し得ていない。

1990年後半，一地方のベンチャ企業者が上記を喝破し成功したのはまさに川勝の「企業者」だったのかと思う。

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